石井さんの今日要

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2017年に学びを得たことば

今年も毎年恒例の、1年間お目にかかった皆さんと、メディアから得た学びを得た言葉を見返してピックアップしてみました。 早いものでこの取り組みももう5年が経とうとしています。 まもなく通算1,000センテンスに達しようとしています。2017年は若干少なめでしたが、105のセンテンスをストックすることができました。 一昨年整備した「語録帳」によって言葉のストック数やどなたに何をお伝えいただいたかも見通せるようになり、年末レビューとして楽しい機会になっています。 今回もまた2017年の学びからいくつかをシェアしてみたいと思います。(順不同です。特に順番には意味はありません。)

もくじ:2017年に学びを得たことば

お目にかかった皆さんから

疲れないようにする

(アートディレクター・セミナー講師)

春に参加したWeb系のセミナーでセッションの主題としても挙げられていた事柄でした。 この頃、10年前とは同じような仕事のしかた、うごきかたが出来なくなってきていることに対応していかなければならないと思っていました。 数年前までであれば、「疲れないようにする=楽をする、手抜きをする」的なニュアンスで捉えがちでした。この話自体は時短・省力化のために如何にツールを上手く使うかと言う基本的な話しでした。しかしタイミングなのでしょうか、妙に肯定的な意味合いで話しが自分に入ってきました。 そして、それから1年間、コトあるごとに自分の所作が疲れる工数を踏んでいないかを気にかけ、改善をしていくきっかけとなりました。

3ヶ月前の自分は他人

テクニカルライター

年末近くに参加したDTP系のセミナーで強く納得した言葉でした。 「仮にひとりで業務を行っていたとしても、3ヶ月前のことは別の人がやったのと同じ」と言う話しのくだりでした。この概念を気付かされたことはとてもインパクトがありました。このことを前提として、命名ルールを定めたり、ログを残したりすることが必要であると言う内容へと続いていきました。

これは前述の「疲れないようにする」にも通じるものを感じ、何かがつながった感覚を覚えました。 人生の朝令暮改的なものを減らしていくためにも、単独作業であったとしても、将来の自分のために、”相手に解るスタンス”での取り組みをしていくべきだと痛感させられました。 これをきっかけに、しくみの記録やアウトプットの重要性により意識を向け、取り組むようになりました。

あなたが何屋かはお客さんが決めればいい

テクニカルライター

あるネットライブを覧ていたときでした。ゲストとしてこの方が出演されていました。番組のトピックとして、携わっている仕事について語っている中でお答えになっていた言葉でした。

この方ほどではありませんが、自分も広く浅く仕事に関わっています。なので職種を訊かれたときはいつも 説明が長くりがちでした。どう表現しようかは常々模索をしていました。 そんなこともあり、「自分で決めて称する必要はない」と言う考え方は目から鱗がおちました。

まずは自分がどのポジションで喋っているのかを明確にする

マークアップエンジニア

春に参加したWeb系のセミナーでこの方が冒頭に仰っていたことでした。特に専門性がある人は自分の立ち位置から話をすることを標準としてしまい、理解を得られない難しい話となってしまうことは間々あります。これは極めてあたりまえなことなのですが、なかなかできないなと感じました。 それ以降、自分も相手とお話しするときには冒頭に自分の立ち位置を明確にするように心がけています。 おかげさまで、以前よりもお伝えしている情報を相手に理解していただきやすくなりました。

それぞれのことは出来ています。あとは繋げるだけです。

ボイストレーニング インストラクター)

自分は相変わらず滑舌と発声がよくありません。その矯正のために定期的にボイストレーニングに通っています。その中で、腹式発声で今ひとつ声が通りきらないことに悩んでいたときでした。そんな相談をしたときの助言でした。 この一言でこれまで行ってきたそれぞれのトレーニングがとたんにあたまの中で繋がりました。これまでできなかった身体のコントロールが急にできるようになった瞬間がとても印象的に残っています。

このステップの踏み方、辿り方は、このトレーニングのみならず、プロが指導していく過程全般としてとても大事なやり方だとあらためて勉強になりました。とてもよい指導をしていただいていることにも気づけてあらためて感謝をしています。

専門家の知識を並べられてしまうことで、全否定された気になってしまうんだよ。
そうなったら一緒に仕事をするときに、みんなが怖々とやらざるを得なくなってしまうんだ。

(企画会社社長)

ある企画の相談を電話でしていたときのことでした。自分はICT関連の専門家として意見を求められることがあります。その際に間々、無意識にやってしまっている悪い点を気付かされることになりました。

自分は要望にあわせて、たくさんの手法や知識を紹介しがちなようです。そしてご案内した情報に対して、相手から質問を頂いたときに、自分が提案した情報を基にしているにもかかわらず、的外れである旨や、Noを返してしまうことを無意識のうちにしてしまっていたようです。 これは予め発言にする前にあたまの中でシミュレーションすれば相手も迷わずに済むことであり、ノイズな情報を提供していることに気付かされることになりました。

それによって、自分と相手の敷居をつくってしまう残念な構図を生んでいることを気付かされることになりました。 専門家として意見を求められるときには、解決策を安心してもらえるように、柔らかく提案するスタンスを心がけるきっかけとなりました。

それを笑ってやれ。

(企画会社社長)

夏前にとあるSNS 運用で炎上しそうになった事案がありました。その際に、慌てずに多くの人の意見を聞いて対処しようと相談をしていた中で、この方からお伝えいただいたアドバイスでした。それまで神妙に捉えていた事柄を思わず笑ってしまいました。

「ネットで相手の批判をする者は、自分が批判したその内容を批判されることに弱いー。」 このセオリーを思い出すきっかけとなり、一気に気が楽になった言葉でした。

人間万事塞翁が馬

(政治家)

秋口にあった、総選挙でネット選挙対策の専任としてお手伝いをしました。その候補者とは、数年来のお付き合いがありました。この故事は、お目にかかった当初から自身の座右の銘としてずっと仰っている言葉でした。 (言葉の意味はこちら:http://kotowaza-allguide.com/ni/saiougauma.html

お手伝いした1月間は、野党再編による大混乱もあり、まさにこの言葉の体現のような日々を送ることとなりました。 自分もスタッフとして、渦中にあったなかで、まさに特にこの言葉を体験し、痛感する出来事がたくさんありました。 自分にとって、2017年の秋を記憶づける言葉となりました。

また電話ください。

経営コンサルタント・税理士)

夏頃、経営革新の取り組みでお世話になっていた経営コンサルタントに相談の電話をしたときのことでした。その頃、色々と難しい局面で何度となく相談の電話をしていました。さすがに数を重ねるごとにお訊きすることに若干引けを感じ、電話をすることが重苦しくなり始めていました。 そんな電話の終わりがけにひと言こう言っていただけたことが大変気が楽になり印象的に残っています。

自分も逆に相談される立場として回数を訊かれる機会もあるので、逆の体験の重苦しさを安心に変えてくれる簡単なひと言はとても勉強になりました。それ以降、このフレーズはマネして用いるようにしています。

「怒り」は自然な感情表現のひとつ 。「怒らないこと」ではない。

(アンガーマネージメントトレーナー)

今年は、かねてから機会があればと思っていたアンガーマネージメントの講座を受けることができました。 気性もあるのですが、これまで何度となく「怒り」によって機会を台無しにしてきていたので、「怒り」との付き合い方は本当に悩んでいました。そして、どうしたら怒りを発しなくて済むのか、無くすことができるのかを悩んでいました。 講座の中で学んだ「怒ってはいけない。ということではない。」という概念には目から鱗が落ちました。 「喜怒哀楽は感情として欠くことができないもの。だから機能として上手に使う。」この概念を知ったコトによってとても気持ちが楽になりました。

もう一台テレビを買いました^_^;

(印刷会社社長)

Facebook でテレビが2台列んだ写真の投稿がありました。

暇を持て余してる親父とお袋に AmazonFireTvを使わせてあげたいのですが 何度教えてもメモを作っても TVとHDMIの切り替えが出来なくて 結局AmazonFireTv用に もう一台テレビを買いました^_^;

色んな意味でこの解決策には感心しました。 一般的な身内話なら「なんでできないんだよ!」と、怒って解決をしなさそうな出来事です。それに対して、相手のスキルレベルからは難しい問題をムリに解決しようとしないスタンスや、財力でなんとかしてしまったところなど、優しさのある解決方法に頭が下がりました。

メディアから

歳をとってやった行けないことは「説教」と「昔話」と「自慢話」

高田純次情熱大陸

やめると何が起きるか

(安達裕哉:残業の減らし方について。 | Books&Apps)http://blog.tinect.jp/?p=37423

ツケのほうが店に対して信用がつくということなんです。

(山名和枝:高級クラブママは見た!お金の使い方、払い方でわかる「人間の器」)http://president.jp/articles/-/21440

本当にすごい人は目立たない

萩本欽一萩本欽一『本当にすごい人は目立たない』 | 1分で感動)https://1kando.com/54456

伝え合える ⇒ 伝え合える×人数

(かしこさの階段)http://manabitudukeru.seesaa.net/article/449635834.html

初期に興味を持つ人たちと、ある程度普及してから買うマジョリティの人たちとでは、製品に求める機能が違う。

高田明ジャパネットたかたは「目標を持たない経営」だから今がある)http://diamond.jp/articles/-/131340?page=5

悪名は無名に勝る

(田崎史朗:ひるおび)

オタクはマイノリティーなことに喜びを覚える

(マツコデラックス:マツコの知らない世界

笑顔を使い切った人間ほど、笑顔を必要とする人はございません。

(D.カーネギー:「人を動かす」)

もともと物事には良し悪しは存在しない

(D.カーネギー:「人を動かす」)

何事もひとりの力ではできません

高田明V・ファーレン長崎 高田社長のJ1昇格を決めた試合後スピーチ「夢はどんどん階段を昇って、前へ前へと進んで行きますよ」)https://www.youtube.com/watch?v=8_2ZidDJkpc

プライベートの強要

(四奈かおる:仲居さんに聞いた。「残念なお客さん」 | TABI LABO)http://tabi-labo.com/283422/unpleasant-customer

過去の学びを得たことばの記事

2016年学びを得たことば

blog.esshi.net

2015年学びを得たことば

blog.esshi.net