石井さんの今日要

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2016年に学びを得た言葉

2016年の学びの言葉を厳選しました

毎年恒例となっている、お目にかかった皆さん(+メディアで得た)からの言葉をまとめました。 昨年「語録帳」を整備したことでなんと今年は260もの自分にとっての重要センテンスをストックすることができました。 ホントに沢山の学びと、大切な言葉との出会いがあったことに感謝しています。 その中で約20個を金言として絞ってみました。ホントみんなステキでなかなか絞れなかったので、今年はちょっと多めです。みなさまにもおすそ分けになれば幸いです。(順不同です。順番には特に意味はありません。)

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もくじ:2016年に学びを得た言葉

お目にかかった皆さんから

見積書はストーリーです。

(システム会社社長)

とあるセミナーで、銀行との付き合い方、見積の作り方に関する学びがありました。 その際にこの社長さんはこう仰っていました。

あなたの各見積書は誰が見ますか?誰に宛てて書きますか?見積書は「ストーリー」です。 見積は銀行がみます。助成金申請時に役所もみます。だから、業種が異なる誰がみても解るように丁寧に"創る"べきです。 「経営課題からちゃんと助かるストーリーをつくる」ことが大切なんです。

どうしても、端的に単価の数字を並べがちになってしまっていた、見積への熱の入れ方、想いの伝え方そこに感動を覚えました。

ブランドとは「先にお金出すよ」なんです。

(システム会社社長)

同じセミナーの終盤だったと思います。資金調達の話しをお訊きしました。その際にアップルがiPhone の工場を作る際にどうやって資金調達をしているかの例になりました。その際のくだりでブランドとはこういうものだとお伝えいただきました。他の例に置き換えてみてもすごくストンとおちる言葉でした。

考え方・あり方が決まらないとやり方を決めても仕方がない

(建設会社社長・中小企業診断士

考え方 ⇒ あり方 ⇒ やり方

いつも仕事に対して「本質を大事にしないと」と自分で言いってきていました。それでいながら全く整理ができていなかった部分でした。それをすごく解りやすく気付かせてもらうことができました。特に自分の中では「あり方」の概念が弱かったと思います。この組み立てが盤石になったことで、より一層、本質を見据えた提案ができるようになったと思います。

自分の責任範囲を広げる

(建設会社社長・中小企業診断士

経営者がなぜ幅広い責任を背負っているのかをあらためて学ばせていただきました。 その際に、机の島を範囲とした平社員と係長の例えの話しがとても解りやすかったです。

  • 何か問題があったとき自分にできることは何かなかったんだろうか
  • 責任のエリアを広げれば広げるほど感謝に気付く
  • 不都合のことは自分のせい
  • 好都合なことは誰かのおかげ

「変える」ためにはこっちからきちんと情報を出す。

(企画印刷会社会長)

そのとき珍しくじっくりと時間があり、先人の経営話をお訊きできる機会がありました。 そのときに、決算書を銀行に渡すとき、どうしてきたかと言う話題のくだりでこのセンテンスがありました。 「おれは必ず決算書に必ず自分の考え方を書くものを添える。うちの会社が何をやろうとしているのかをきちんと書いたうえできちんと出す。」

これはすぐに真似しよう!そう思いました。 確かに利益関係を結んで、相手を動かしていくうえでは、銀行に限らず、相手には何をどうしなければならないかを伝えていくことが必要です。それが無ければ相手が変えてくれるわけがないのです。 「変えていく」ためにはちゃんと伝えること。あらためてその大切さを感じました。

自分のところにくるまでは6段階の利益構造ができるでしょ。

(企画印刷会社会長)

一般的にクライアントに対して、新たな提案をしていくときは半歩先のことを魅せていくのが定石とされています。 その半歩先とそれからの利益構造の考え方として教わったのがこのセンテンスでした。 「クライアントの半歩先をみせてやる。そのための2,3歩先の技術や情報収集をしておく。そうすると自分のところにくるまでは6段階の利益構造ができるでしょ。」 専門家と一般の人の間に立って取り持つとはどう言うことなのかを学んで、それに気づいて鳥肌つひと言でした。

「提案すること」で仕事としての顕在化ができる。

(企画印刷会社会長)

とある提案を頼まれたときのことでした。その頃、どことなく受託っぽいスタンスになっていた自分がありました。 こなしてナンボ。のスタイルに陥りかけていたときに、新たに提案していくこととはどういう意味があるのか。それを気付かせてもらうきっかけとなりました。

クライアントの「わからない」をうまく使えばいい。それは「イニシアチブを与えられている」状態なのだから。「クライアントをつくって受注しながら実験していく」これをしていくことが進化だから。

これ以降、積極的な提案投資への自信が一層深まりました。

自分と戦わない。自分に自分で戦って勝てるわけがないから。

(売上げアップアドバイザー)

夏頃だったと思います。とある心理カウンセラーっぽい方のワークで自分と向き合うことに取り組んでみました。 結果として、自分で自分を追い詰めることになり余りよい方向には至りませんでした。 かなりガックリきていたときに、この方に窘められたひと言は大変に救いになりました。

そりゃそうだよな。何十年っていう蓄積といまの時分が戦っても覆るわけはないのだから。そう捉えることができてかなり心の持ち方が回復しました。

「わかりやすい」とは、相手に自分の知識を"分け与える"ことができるほど自分が理解しやすいこと

(Web制作会社社長)

あるWeb 系のセミナーに参加したときのことでした。 この講師の方は、伝わるとはどう言うことか、を懇切丁寧にかみ砕いていらっしゃいました。 このセンテンス以外にも、至極基本的なこと、それすらも分解してもっと解りやすい解釈をお伝えいただけました。 すごく、自分に入ってくるのと同時にこのレベルまでかみ砕いた説明をされることに圧倒されました。

お金は勉強するもの

(フィナンシャルプランナー)

夏前だったと思います。多少のお金の運用なども学んでみた方がよいのかなと思いました。 そして、その手の体験セミナーへ参加してきました。 それまで、お金の運用とか、手持ち資金は、先天的なものが何かあるものだと、無意識的に思っている自分がいました。 「努力すれば努力するだけお金を増やすスキルが身につくもの」こうお伝えいただいて、如何にこれまでノータッチだったかなと反省するとともに、目を向ける動機づけになりました。

成し得ていなくてもいんです。好転させようと頑張っている段階で自信をもってしまっていいんてすよ。

(大手編集者副編集長)

なんとなく、自信が持てなくなっていた時期のことでした。そのとき、それを率直に相談してみた時の答えでした。 「何かをやろうと頑張っているひとが自信を持たなくてどうするんですか。好転させようとしているのだからすでに悪くなる道理がないわけですよ。」 とても、奮い立たされるものがありました。

より多くなんですよ。より多くのひとになんです。

(大手編集者副編集長)

2016年の春先、まだこの頃は、薄利多売というか、スケールメリットに対してよい印象がありませんでした。少数精鋭至上な価値観が自分の多くを占めていました。その時にお話をお訊きして、なぜ、たくさんの人に、広く広める必要があるかを学ばせてもらいました。いろいろお伝えいただきましたが、この強く訴えられていたストレートなセンテンスがすごく入ってきました。

学べばいいと思います。

(心理カウンセラー)

最近のことでした。自分はとある条件が揃うとすぐに自己否定感がMAXになってしまいます。しかし、それを克服していきたい。そうしなければビジネスでの成長もない。そう感じていました。しかし、自分には術がありませんでした。

そんな時、ちょうど相談ができる方がいらっしゃいました。ひと通りこのことをお伝えしたときの、端的ストレートな答えがこのセンテンスでした。

自分が解らないことは、ジャンルを問わずに難しく考えがちなものです。そこに、スパッと返ってきたこの一言に、とても明るい見通しと「やっていけそう」という安心感を覚えました。

気にしない・気にする・気に掛ける

(公共施設施設インストラクター・メンタルカウンセラー)

「相手の価値観」に対しての気配りの仕方の話しをしていたときでした。その時に教わったのがこの3つの違いでした。

  • 気にしない・・・相手の価値観を自分の価値観よりも軽く見ている状態
  • 気にする・・・相手を崇拝したり、相手の価値観を自分に取り入れ、他人の価値観を重んじる
  • 気にかける・・・相手の価値観に敬意を示し、相手の価値観に基づいて自分の価値観を伝える

メディアから

我慢比べですからね。我慢できなかった方が負けなんです。

(宮家邦彦:ひるおび)

偶然、昼にテレビをつけていて、どこかの外交話でのコメントだったと思います。 挑発はする方は、応えてほしいもの。だけど、応えればその相手のワガママがはじまる。 これは国に限らず、普段の人間関係でも同じことだなと何となく感じて、印象に残りました。

品の良さっていうのはとりあえず腹に収めちゃうっていうことだろう。

北野武:いいね!ニュース) http://iinee-news.com/post-2668/

たしかになぁ。と。自分も、ワガママ放題発言してしまうし、SNS などでも簡単に発信ができるご時世なので、二言目になにか自分の意見を広げるのはホント、品がよくないことだと感じました。

こんなに豊かな日本でまだあなたは欲しいの?

矢場とん女将 鈴木淳子:カンブリア宮殿

ちょうど、この番組を観た頃、Give & Give 的な話を偶然にもまわりでよく耳にする機会があった。 「あげっぱなしってどうなの?」というのが本音のところだった。そんな時、興味本位にこの番組を観ました。 その際に最後のコメントで女将がこう仰っていたのに、すごく、ゾクッとしました。 そして、「あー...。確かに。どんだけ贅沢言ってんだろ。」と襟を正された気がしました。

「できない人」をベースに仕事を考えるようになったら、もっともっと成果が上がるんですよね。

(安達裕哉:Book&Apps『職場の人と一緒に成果が出せれば、どんな仕事でも楽しくなる』) http://blog.tinect.jp/?p=19545

2016年、自分の価値観の変化に大きく影響した記事。 それまで、自分が如何に効率的に上手くやるか、それによってどれだけ結果を得るかを考えているばかりでした。 しかし、それは何か違うのでは?とぼんやり思いはじめていたときにこの記事に出逢ったことで、ストンとおちたのが印象的でした。

仕事の効率化とは「早くやること」ではなく「考えずにできるようになる」こと。

(安達裕哉:Book&Apps『仕事の効率化とは「考えずにできるようになる」こと。』) http://blog.tinect.jp/?p=20032

まさにタイトトル通りで、効率化とはいかに早く、省略してこなせるかだと思っていた。 前述のセンテンスとあわせてすごくしっくりくる言葉でした。