石井さんの今日要

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Withings activite pop レビュー

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先日来、リストバンド型活動量計のJawbone UP や Withings(ウィジングス) まわりの話を何回か掲載してきました。結局その流れで、スマートウオッチ(腕時計型ウエアラブル端末)のWithings activite pop を導入するに至りました。Apple Watch 売却の話しと前後してしまいましたが、導入経緯と開封の義的なレビューです。(約5分30秒な記事:約2,800文字)

経緯:Withings アプリ単体運用が順調でした

Withings の無料アプリが実際の体重計や活動量計などのデジタル端末を持っていなくても、手動入力でかなりアクティビティトラッカーとして使い物になると言う話しをしました。iPhone のアプリで出来る手軽さも手伝ってその後も数週間、手入力ではありますが、体重・心拍数を記録していきました。さらには、iPhone のモーションセンサーを使うことで、ランニングとウオーキングなどの活動量計としても有効に働いてくれました。

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睡眠だけはトラッキングできない

Withings アプリとiPhoneAndroid版 アプリとスマホでも可)で基本的な記録をしていくことはできました。しかし、さすがに睡眠トラッキングはウエアラブル端末なしには実現することはできませんでした。

とりあえずまだ併用していたUP24 によってUP アプリ側には記録はされていました。しかし、前回もご紹介したとおり、Withings の表示が充実しているPC版マイページHealthMate にはそのデータは反映されていきませんでした。 その結果せっかくのグラフが微妙な歯抜け状態となってしまい、いよいよデータを一元化したいなと思わされはじめました。

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Apple Watch とUP24 を統合したカタチに

f:id:esshi:20150921213608j:plain Apple Watch は使っていたものの、外出時以外はApple Watch を身につけることはなく、普段は基本的にUP24 を常時つけている状況でした。そして、外出時には両方を腕にまとっている状況でした。

Apple Watch は、売った理由にも挙げましたが、最終的にはまだ使い道を見出せませんでいた。 そして自分はウエアラブルデバイスに求めていたものは、今のところ睡眠トラッカーと歩数計・万歩計であるところに行き着きました。

ということで「活動量計のついた腕時計」への統合進歩として、withings の時計型活動量計端末である、Withings activite pop への乗換へと至りました。

開封:Withings activite pop

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この腕時計型の活動量計にはもともと上位版(というか高級版)のWithings activite というものが存在していました。しかし、お値段があまりにも立派でApple Watch を買えるくらいの価格帯です。その素材や質感をもう少しカジュアルレンジにした廉価版として、Withings activite pop は発売されています。

Withings Activité Pop
Withings Activité

カラーバリエーション

今回はShark Grey(ブラック系)を購入しました。これ以外にも、Elegant Sand(ベージュ系)、Bright Azure(群青系)が展開されていて、どれを着けてもメンズでもレディースでも馴染みやすいように感じます。 また、国内では難しいようですが * 交換バンドも別売りされていて、バンドを取り替えて楽しむこともできるようです。

*9月中旬から発売されているようです。

アナログフェイス

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時計の文字盤はアナログのタイプとなっています。デジタルデジタルした雰囲気のないスマートウオッチです。 そして、右下にある100%までのアナログ計器が、その日1日の活動量を表しています。ここで自分の設定した1日の歩数がパーセンテージとして針が進んでいく様になっています。 たとえば1日1万歩を目標として設定していたとすれば、10%あたり1,000歩として一目で確認できるようになっています。 そして時計や活動量データは、Bluetooth 経由でiPhone アプリと連動されています。表向きは普通の時計っぽくしてあって、裏ではデジタル制御というのもなかなかスマートウオッチでありながらイヤミな感じがなくてよいと思います。

フランクに使える

バッテリーはRC2025(=ボタン電池) で、公称値としては8ヶ月持続するとのことです。水泳量のトラッキングもできるため、普段の生活の中での防水も十分です。そして、少し安っぽいかなとも思いましたが、ラバーバンドも普段使いには気兼ねしなくて良好に感じています。これらの点はApple Watch を着けていたときにはとてもデリケートで気を遣ってきたところでした。なので、Withings activite pop のフランクさは気に入っているところです。

セットアップ

f:id:esshi:20150921213559j:plain 今風なスマートウオッチなパッケージを開封します。

f:id:esshi:20150921213602j:plain 取説・保証書・メタルのプレート(スケール開封ツール)がはいっています。

f:id:esshi:20150921213603j:plain メタルのプレートに付いている突起部分でウオッチのリセットボタンを押して起動です。

f:id:esshi:20150921213604j:plain Withings App を起動して端末をペアリングしていきます。

f:id:esshi:20150921213605j:plain ペアリングと端末登録がされたら、ソフトウェアアップデートが始まりました。裏はガッツリITデバイスであることを具現していますね。

f:id:esshi:20150921213606j:plain 続いて時刻の調整です。時計の針あわせはiPhone の画面をスライドして行います。画面を上下にスクロールすると時計の針が動く感覚は不思議です。

f:id:esshi:20150921213607j:plain 最後に1日の目標歩数を設定してセットアップ完了です。

ファーストインプレッション

使い始めてからひと月程度が経ちますが、総じて不自由は感じていません。むしろ時刻を見る、どれだけ歩けてるかを見るというだけに特化されて、シンプルでよいと感じています。時刻に関しては強いて言えば日付表示が付いてたら文句が無いかなという程度です。むしろ、上位版のWithings activite が欲しくなりはじめています。

活動量の確認に関しては、UP24を利用していたときは全て活動量はiPhone に同期されてからしか見ることができなかったので、アナログ計の針を見れば済むようになったのはよかったと思います。デジタル計トラッカーだとここでボタンを押すという所作がひとつはいると思うのでそれがないのもミソだと感じています。

常用としては、時計な風に傍からも見えます。明らかに、これは万歩計です感がなくてよいと思います。そういった面から考えると、タニタやヤマサの高機能な万歩計から、多少洗練したフランス製腕時計な活動量計になったと考えれば価格的にも悪くはないと思います。

そして結局なによりやっぱり、活動量計なスマートウオッチでありながら、充電とバッテリーの心配が要らないのが一番よい点だと感じています。