石井さんの今日要

お付き合い頂いてありがとうヽ(´◡`ノ

Apple Watch レビュー:石井さん的な使い方

こんにちは、前回の到着記事を書いて以降、検索ワード「ミラネーゼ+石井」で頻繁に引っかかるようになってしまった、ミラネーゼ石井さんです。
あれから半月ほどApple Watch を私なりの使い方で使ってみたレビューを書いてみます。 (約6分な記事:約3,200文字)

Apple Watch < Apple Remote control な感じ

使ってみて今感じている端的なところは、時計というよりも「iPhone のリモコン」であるということです。私が使い始める前にすでにお持ちだった知り合いの方々にお聴きした際にも「ちょくちょくiPhone 取り出して画面を見る手間が省けていいよ」といった旨をの話を良く聞きました。実際に使ってみて、本当にその通りだと思いました。

時計と言うより通知センターを切り出した小窓

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これまで、iPhone の画面をちょくちょく確認していた理由はこういう要素だったのかなと思います。

  • 通知が鳴ったとき
  • 通知センターに何か表示されているとき
  • 時計をみるとき

案外これらを確認するために、ポケットやカバンからiPhone を出し入れすることがいつしか癖付けされていたことに、Apple Watch を着けたことであらためて気付かされました。

確認後のアクションにも案外耐えれる

これもまた、安易に癖付いていたと思わされたことが、通知類の確認後の所作でした。iPhone 画面では、どこかの方向にスワイプして応答的なアプローチをしていたわけですが、案外Apple Watch の画面サイズでも同じぐらいのことはこなせてしまうものだとあらためて気付かされました。

如何に動作の浪費をしてたかと感じます。そんなこともあって、やっぱりiPhone のリモコンというニュアンスを強く感じます。
言い換えればどうでしょうか、クルマのハンドルに着いているナビやオーディオ、ハンズフリー通話のボタンのような感覚というのが的確なところではないかと思います。

Apple Watch での通話

発売前、腕で通話が出来ると聞くとやっぱり多くの方が、戦隊ものっぽいイメージを抱いたのではないかと思います。実際そのスタイルでの通話は出来ます。そして案外楽しかったです。着信時にiPhone を慌てて取り出すという所作が必要なくなることは「忙しい雰囲気がひとつ減る」と言う意味でよいことだと感じています。

個人的には通話はアリだと思う

街中や普段の生活シーンではちょっとミスマッチな感じはあると思います。しかし、シーンを特定した場合、Apple Watch での通話はすごく使えると感じています。その使い方というのは、クルマの運転中の通話です。

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着信時にiPhone に目をやることもなく、腕を観れば誰から着信かも解ります。そしてハンドルを握ったまま時計で通話することが、想像以上にやりやすかったのです。

Apple Watch には、マイクとスピーカーが着いているので運転中のハンドルまでと顔の距離なら全くそれで耐えられる様になっていました。窓が閉まっていて、オーディオが消音量であれば、かなり快適な運転時の通話環境を実現してくれます。下手なハンズフリーキットよりもかなり優秀だと思います。

色んなリモコンになる

iPhone ×カーオーディオ

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クルマでの話から横展開になりますが、ミュージックのコントロールも車内ではかなり重宝しています。カーナビにiPhone が接続されていて、iPhone から音楽再生しているときに、そのときの再生停止や選曲操作も腕で出来てしまうことがかなり快適です。(写真:ALPINE のナビにLightning ケーブルで接続したiPhoneApple Watch から操作する様子)

カーナビ

これはカーオーディオとは関係のない話になりますが、Apple Watch のMap から行き先をナビさせてみたところ、曲がるべき辻ごとで、軽く振動して教えてくれます。そして画面には矢印が表示されます。これはまたある種新しいカーナビ体験だと思いました。

Apple TV

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シーンは部屋に移りますが、Apple Watch 版 Apple Remoto によるApple TVの操作もできます。あのApple TV のリモコンは案外煩わしいしいと感じていたので、Apple TV 利用時にリモコンを探さずに手元ですぐに操作できてしまうのはかなり便利です。

Mac ID がいい感じ

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Apple Watch App Store からのダウンロードが必要ですが、Mac ID というアプリも重宝しています。このアプリはMac の復帰時のログインパスワードをスルーしてくれるというものです。iPhone 版でTouch ID でも使うことが出来ますが、やはりこれも、すぐに腕元を押せばパスワード解除してくれるという分、所作量のアドバンテージは圧倒的です。

Siri が優秀。喋ってナンボ。

Apple Watch は通知など受けとなる諸々のことをちょこっと出してくれるという良さがあります。しかしその逆で自分が起点となる所作の場合は、iPhone ベースの”タップしてナンボ”な概念では不自由さを感じずにはいられないと思います。その辺りをしっかりカバーしているのが音声による対応でした。自分が起点となる所作は”喋ってナンボ”な考え方に切り替えたところ、全てがうまく回り出しました。

識字精度はかなり高い

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Siri の理解度のイメージは、私の中ではiOS 6 当時のそれなりな頃で止まっていました。しかし、さすがに毎日成長しているだけのことがあって、天気ひとつ聞いても、返事の言葉付きになっているレベルです。そしてスラングでは無い限り大抵の言葉は間違わずに認識してくれます。

Evernote がよりスーパーメモになる

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この識字率が高前提に設計されているとかいっても良いのがEvernoteApple Watch App でした。手元でこれまでのノートが閲覧出来るだけでも、十分な役目を果たしてくれます。ちょっとした、買い物メモや振込番号の控えなども腕元で確認出来て重宝です。

一昔前なら、遠隔でちょこっとメモが確認できますの次元だったのだと思います。しかしさらに、音声のみを前提としたノート追加ができるようになっています。 かなり無茶なことを喋ってみても、確実にテキスト化してくれています。これはボイスメモではなく音声をテキスト化して、いつものEvernote プラットフォームに盛り込む新しい手法として大活躍中です。

こなせないことはHands Off でiPhone へ展開

App の起動や、基本的な知りたいことはとりあえずApple Watch に向かって喋れば (もちろんデジタルクラウン長押し後にね)大抵のことが解決していきます。

とは言えまだまだ対応できないコトはたくさんあります。そう言うリクエストを受けた場合は、Hands Off でiPhone へリクエストが展開されます。

Apple Watch Siri に伝えたことがそのままiPhone に反映

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「○○について調べる」などとした場合、そのリクエストはそのまま、iPhone に引き継がれます。そしてiPhone ロック画面の 左下に登場したアイコンを上へスワイプすることでSafari で検索して結果を返してきてくれたりします。 その他にも、Apple Watch Siri に話してiPhone のApp を起動させて使うことも出来ます。

タイピングレス時代を加速するのかな

ここ半月ほどサクッと使ってみて、日常の生活におけるデバイスからタイピングというものが大きく減っていくのを感じています。実際に私の場合、Apple Watch を使い始めてから、逆にiPhone の操作時にも、メッセージや検索の時にタイピングをしなくなってきています。

先日発表されたiOS 9 ではよりSiri の精度が上がるらしいので、より快適に喋ればOK な環境が発達してきて欲しいと期待しています。

ゼロからはじめる Apple Watch スマートガイド

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